留学・旅行・家族への送金などプライベート目的の海外送金や多通貨管理といえばWise(ワイズ)です。
一方で、私は「海外出張や外貨でのやりとりが多い個人事業主」として、利便性を期待して数年前にWiseを導入しました。
実際に使い続けてみると、本当に便利。
仕事にもプライベートにも、どちらのシーンでも安心して活用できると実感しています。
Wiseとは?特徴とメリット
Wiseが提供する機能と特徴を詳しく見ていきましょう。
Wiseの主な機能
- 40通貨以上を一括管理できるマルチカレンシー口座
- 実勢レート+低手数料で簡単に海外送金・両替が可能
- Wiseデビットカード(Mastercard)を別途つくると、電子マネーのように支払いに使ったり、ATMで現金引き出しができる
- 登録・利用自体は無料、隠れコストなし
- アプリで残高・履歴を一元管理ができる
- 法人アカウントなら会計ソフト連携や一括送金、API連携も可能
Wise最大のメリットは「外貨のまま持てて、好きなときに使える」こと
私がWiseを使っていて一番便利だと感じるのは、日本にいながら外貨口座を作らなくても、外貨をそのままWiseアカウント内で保有できることです。
必要なときに好きな通貨に両替したり、両替せずにそのままデビットカードで支払いに使ったりできるので、現地通貨が余って困ることもありません。
最近はどの国でもキャッシュレス決済が主流。
Uberやレストラン、ショッピングなど、ほとんどの支払いがWiseデビットカード1枚で完結します。
渡航時に現金を多めに両替して余る心配もなく、必要な分だけをその場で両替・決済できるのが本当に快適です。
海外の様々なシーンで「余計な両替や現金の持ち歩きから解放される」この身軽さは、一度体験すると手放せません。
学校見学や家族での海外旅行や子どもの留学資金管理にも、ぜひ一度試してみてほしいサービスです。
注意点
Wiseはコスト面・利便性で多くのメリットがありますが、送金・保有上限や一部手数料などに注意が必要です。
- Wiseは銀行ではないので、預金保護の対象外
- 本人確認が必要で、登録・利用開始までに時間がかかる場合がある
- 送金・保有の上限額がある
日本のWiseアカウントでは、1回の送金上限や保有上限(例:100万円まで)が設定されています。大きな金額を一度に送金したい場合は複数回に分ける必要があり、やや手間です。 - 送金できない国・通貨の組み合わせがある
Wiseは多くの国・通貨に対応していますが、一部の国や通貨ペアでは送金できない場合があります。送金前にWise公式サイトでシミュレーションし、対応状況を必ず確認しましょう。 - SWIFT送金は手数料が高くなることがある
アメリカ以外へ米ドルを送金する場合など、SWIFT送金が必要なケースでは中継銀行手数料が発生し、想定より高くなることがあります。送金先や通貨によっては、受取額が目減りすることもあるため注意が必要です。 - デビットカードの注意点
初回発行手数料(1,200円程度)が必要。また、基本的には日本の銀行のデビットカードよりも安いものの、海外での引き落としにはATM手数料が発生することがあります。
利用前に公式サイトで最新の条件や対応状況を確認し、用途や金額に応じて他サービスとの比較もおすすめします。
Wiseを選ぶ人の利用目的とは
Wiseの利用目的は大きく「事業用」と「プライベート」の2つに分けられます。
海外送金や外貨決済、経費管理など、それぞれのシーンで活用できる具体的なメリットをご紹介します。
用途に合わせた使い方のヒントとしてご参考ください。
プライベートでの活用例
プライベートでの利用シーンも多様です。
特に、留学費用の送金や、海外旅行での現地通貨の管理など、個人での国際的な取引を簡単に行えることが特徴です。
以下に代表的な活用例をご紹介します。
- 家族の留学費用や生活費の送金
手数料が安く、現地ATMから必要な分だけ引き出せるので家族も安心。 - 海外旅行や現地ショッピング
Wiseデビットカード1枚で現地通貨決済。両替所に並ぶ必要がありません。現金が必要なときは、ATMを利用できます。 - 海外通販や友人・家族への送金
決済や送金もアプリで完結。手数料や為替レートも一目でわかります。
事業用での活用例
ビジネスシーンで特に便利なWiseの使い方をまとめました。
- 海外クライアントへの支払い・受け取り
Wiseなら為替コストを抑え、スピーディーに外貨送金・受け取りができます。 - 出張時の経費精算や現地通貨管理
事前に必要な通貨をWise内で両替しておけば、現地での支払いもスムーズ。 - 海外SaaSツールの定期支払い管理
Wiseデビットカードで海外のソフトウェア利用料を自動決済。レート変動の影響も最小限に。 - 帳簿管理もシンプル
法人アカウントなら会計ソフト連携や一括送金で経理が効率化。
Wise個人アカウントと法人アカウントの違い
Wiseには個人アカウントと法人アカウントの2種類があり、それぞれに特徴があります。
- 個人アカウントは日常的な海外送金や外貨決済、家族への送金、海外通販などプライベート利用に最適。
- 法人アカウントは、個人事業主・法人・フリーランスなどビジネス利用向け。会計連携や一括送金、チーム管理など業務効率化機能が充実。
個人事業主やフリーランスの場合、まずは個人アカウントで十分なケースも多いですが、会計連携や一括送金などの機能が必要なら法人アカウントも検討できます。
私のWiseの使い方
私は個人アカウントを事業用に使っています。
個人事業で発生する海外送金や外貨受け取り、経費精算などは、すべてWise内で完結。
「用途ごとに明確に分けて管理」していれば帳簿付けもシンプルです。詳細な判断が必要な場合は専門家にご相談ください。
プライベートの支払い・送金にはWiseを使わなければ、経費処理で迷うことがありません。
Wiseアカウントの開設・デビットカード発行手順
Wiseのアカウント開設は簡単な手順で完了します。
以下のステップに従って、個人または法人アカウントを開設し、デビットカードの発行まで行えます。
なお、本人確認書類の提出や審査が必要なため、利用開始までには時間がかかる場合があるので、余裕を持って申請するようにしてください。
- Wise公式サイトでアカウント作成(個人/法人選択)
- 本人確認書類や事業情報の登録
- 必要に応じてデビットカードを申請
- アプリで通貨口座を開設し、入金・送金・両替を開始
Wise紹介リンク経由で得られる特典内容
私の紹介リンクからWiseに登録すると、初回送金の手数料が無料になります。(上限あり)
※特典内容や有効期間、適用条件はWiseのキャンペーンや規約変更により随時変わることがあります。
※登録前に必ずWise公式サイトやヘルプページで最新の特典内容をご確認ください。
まとめ
Wiseは個人でも事業でも活用できる便利な海外送金サービスです。
初回送金手数料が無料になるこの機会に、まずは小額から試してみてはいかがでしょうか。
Wiseの多彩な機能を使いこなせば、世界がより身近になるはずです。
\ほかにもいろいろ書いています/





