2025年の秋は、例年よりも規模と質の両面で魅力的な留学・ボーディングスクール系フェアが都市部で豊富に開催されます。
どんな検討段階の方でも「自分らしい学校選び」と「納得できる出願準備」に近づけるため、現場体験+専門家視点で最新ノウハウと開催情報をまとめたいと思います。
2025年秋の主要留学・ボーディングスクールフェア一覧
最新の主要留学・ボーディングスクールフェアを一覧でまとめました。
進路や留学を考え始めたばかりの方から、じっくり比較検討したい方、情報収集だけでもしたい方まで、気になるものがあればぜひ足を運んでみてください!
すべて無料ですが、事前登録はしておきましょう!



北米・欧州ボーディングスクール
10/18 TABS ボーディングスクールフェア(東京)
アメリカ・カナダ・スイスの伝統校が勢ぞろい。詳細
過去にnoteで取り上げたOjai Valley School(共学・入寮は小3~高3まで)も参加予定です!
10/26 ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア(東京)
英国名門校の進学相談ができるイベント。詳細
過去にnoteで取り上げたShrewsbury School(共学・入寮は中2~高3まで)も参加予定です!
10/29 アメリカボーディングスクールフェア2025(東京)
日本で初めて開催されるアメリカボーディングスクールフェア。詳細
私の母校、Northfield Mount Hermon School(共学・入寮は中3~高3まで)も参加予定です!
11/24 EMAボーディングスクールフェア(東京)
(詳細は後日発表予定)北米ボーディングスクールの合同イベント。
スイスのボーディングスクール個別イベント(東京)
スイスのボーディングスクール各種セミナー・説明会も随時開催。学校ごとに分散して開催されるので、最新イベント情報は随時チェックを。
たとえば過去に取り上げたCollège du Léman(共学・入寮は小3~高3まで)も来日されます。
北米・オセアニアのボーディングスクール個別イベント(東京・大阪・オンライン)
北米・オセアニア兼のボーディングスクール各種セミナー・説明会が随時開催。学校ごとに分散して開催されるので、最新イベント情報は随時チェックを。
過去にnoteで取り上げたアメリカのNew Hampton School(共学・入寮は中3~高3まで)も登壇予定です!
ニュージーランドのボーディングスクール
10/5-6 ニュージーランド留学フェア(東京)
ニュージーランド政府機関の主催。公私立含む小・中・高校・大学・語学学校の計72校参加。保護者体験談や専門セミナーも充実。詳細
カナダのボーディングスクール
10/11(大阪)/10/13(東京)カナダ留学フェア
カナダ大使館後援。公私立含む小・中・高校・大学・語学学校が約40校・学区が参加。セミナーも同時開催。詳細
過去にnoteで取り上げたSussex Christian School(共学・寮もホームステイも選べる)も参加予定です!
10/16 CAIS カナダ名門寮制私立学校フェア(東京)
カナダの私立ボーディングスクール担当と直接話せる。詳細
過去にnoteで取り上げたRothesay Netherwood School(共学・寮もホームステイも選べる)も参加予定です!
総合・インターナショナル教育系
10/3(福岡)/10/4(大阪)/10/5(東京)国際教育フェア
国内最大級のインターナショナル&グローバル系私立校や教育団体の合同展示会。詳細
東京会場には過去に取り上げたOne World International Schoolのつくば校(通学制・幼稚園~)や、Malvern College Tokyo(通学制・幼稚園~)が、
大阪・東京両会場には「小学生英語の環境づくり」でとりあげているオンラインインターのGlobal Step Academyなども参加予定です!
私が今年注目しているフェア
今年、日本で初めて開催される「アメリカボーディングスクールフェア2025」(主催:BSC×FindingSchool)は、これまで北米やアジア各地で実績を重ねてきた本格派フェアの日本上陸ということで、個人的にもとても注目しています。
出展校は27校と高校までの学校だけのフェアとして最大規模なだけでなく、
家族とのコミュニケーションを大切にしている学校や、サポート体制がしっかりした校など、納得感のあるラインナップ。
どの段階の家庭・生徒さんにも意味のある出展内容になっていると感じます。
運営元のFindingSchoolは、コンサルが片手間にやっているのではない、学校データベース運用を専業としているIT企業です。
毎年アドミッション担当者に直接確認をとった上で情報がアップデートされているから、進路選びに本気の家庭や生徒にとっても「信頼できる進路情報源」として活用しやすい。
多言語展開&定型化された詳細情報も他サービスにはなかなかなく、国内外どんな立場からでも学校比較や事前リサーチが格段にしやすいのが強みです。
今回のフェアも、各校のプロフィールや比較データがFindingSchool直結で、迷わず使えて実用的だと感じています。
BSCを立ち上げた横山さんは、ボーディングスクール経験が豊富で、進学後の個別サポートや学校との関係づくりまで寄り添ってくれるカウンセラー。
担当者が学校側としっかり直接交渉してくれる安心感は本物で、英語や距離に不安があるご家庭に活用していただきたい。
このフェアの最大の魅力は、こうした「進路情報の質」と「専門家の対応力」の両方を一度に確認できることだと私は思っています。
本気で納得できる学校選びをしたい方には、今年ぜひ注目してほしいイベントです。
検討段階別のフェア活用方法
フェアは、どんな検討段階にあっても情報収集や進路選択に役立てることができます。
とはいえ、いざフェアに参加するとなると「何をすればいい?」「どのくらい準備が必要?」「どんな質問をするべきなのか?」と不安に感じる方も多いと思います。
ここでは、進学検討のステージ別に「フェアをどう活用するか」「どんな行動・準備がおすすめなのか」を具体的に整理しました。
決まった服装やお作法はありません、まずは体験あるのみです。
「留学はまだ具体的じゃない」「なんとなく選択肢を広げたい」人へ
留学は何となく気になっているけど、まだ具体的じゃない。
そんな方は、まずは気負わず、説明会やフェアの雰囲気に触れてみることが一歩目です。
最初から細かい質問を考えなくても大丈夫。
各学校ブースやパンフレットをのぞいてみるだけで、イメージの幅が一気に広がります。
体験談や卒業生の声、迷っている人のリアルな相談事例など、気になるものをメモして持ち帰るだけでも今後の判断材料になるはずです。
「迷っている」「まだ決めていない」という方ほど、フェア会場の空気や選択肢に触れてみてください。
学校選びや出願を考え始めたばかりの人へ
出願や学校選びを考え始めたら、事前準備がより重要になってきます。
「自分や子どもにとって何を重視したいか(学費、進路、サポート体制、現地の雰囲気など)」をメモしてから参加すると、担当者への質問も効率よくできます。
もし英語で聞きたいことがあれば、事前に質問例をまとめたり、簡単な言い回しを準備するのもおすすめです(過去記事で紹介した英語例文リストも活用できます)。
気になる学校は、事前にFindingSchoolでプロフィールや進学実績、施設写真、バーチャルツアーもチェックしておくと、現地での情報収集がグンとスムーズに進みます。
実際に出願をすることが決まっている人へ
ちょうど出願中、あるいは進学が決まった段階の方ほど、フェア会場での立ち話や集団相談だけで終わらせず、
学校担当者との一対一の個別面談(保護者も同席)や、面接の機会があれば特に積極的に時間を取ってもらうことを強くおすすめします。
こうした個別の場では、フェアブースとは違ってお互いにしっかりと腰を据えて話せます。
ブースの立ち話では注意も散漫になりやすく、質問も回答も曖昧になってしまいがちですが、個別面談なら自分の状況やニーズに合わせて、より具体的な入試相談や細かな希望もきちんと伝えることができます。
「自分に特化した質問」や「出願に向けた戦略相談」を直接担当者にぶつけられるのは、印象にも残り、合否や進学後のサポートにもプラスの影響をもたらすことがあります。
場合によっては、現地で学校訪問をするよりも、日本のフェアで担当者に自分のためだけに時間を割いてもらえたほうがたっぷり対応してもらえることも。
そういったお得な機会を積極的に活用し、自分らしい納得の進路選択につなげてください。
英語ができなくても大丈夫?

フェア会場には日本人スタッフがいるので、どうしてもわからないことがあれば助け舟を出してくれる環境も整っています。
だから最初は「英語が不安…」という方でも、肩の力を抜いて参加して大丈夫。
でもいずれ「もっと自由に細かなニュアンスを伝えたい」と感じるときが来ると思います。
実際、英語力は進路選びだけでなくボーディングスクールの担当者や在校生との関係づくり、現地での生活や相談にも役立つ武器になります。
英語が不安な方やこれから準備を始めたい保護者の方には、私自身の比較・体験談をもとにまとめた「インターナショナルスクール保護者におすすめのオンライン英会話3選」(無料体験あり)の記事をぜひ参考にしてみてください。
迷ったらまず一度気軽にトライしてみるだけでも、進路調査や英語コミュニケーションへの一歩になります。
また、お子さま向けの英会話や英語学習サポートについては、体験談や選び方のヒントをこちらのページでまとめています。
納得できる進路選びを応援しています!
2025年秋は、例年と比べても規模・質ともに充実した留学・ボーディングスクール系フェアが目白押しです。
進路選択や情報収集のスタート地点に立ったばかりの方も、すでに本格的な検討・出願の段階にある方も、「自分らしい学校選び」と「納得できる準備」を叶えるための機会が広がっています。
私からのアドバイスとしては、
- 最初は気負わず、まずは現地の雰囲気や多様な学校との出会いを楽しむこと
- 選択肢が見えてきたら、優先ポイントや英語でのやりとりを意識したj事前準備をしてからフェアに挑むこと
- 受験/出願が決まっている方は、個別の面談や一対一の時間を積極的に使い、担当者と深く繋がること
です。
英語力に不安がある方でも、フェア会場では日本語スタッフもいるのでサポートしてくれます。
それでも、将来的に「もっと自分の気持ちや疑問を直接英語で伝えたい」と感じた時には、私の体験から厳選した保護者向け英会話おすすめサービスもぜひ参考にしてください。
子どもの英語教育や家庭での学びについてはこちらのまとめからもヒントを得てみてください。
進路と真剣に向き合う秋のフェアシーズン。
このチャンスを活かして、ご家庭のペースで情報を集める第一歩を踏み出すことを応援します。





