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カナダのボーディングスクールフェアの参加レポート

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カナダのボーディングスクールフェアにオンライン参加をしました。

このようなフェアは、海外進学や留学を検討したい方にとって、いい情報収集と学校コンタクトの機会です。失敗しない・後悔が少ない、学校や進路選びのためにぜひ活用していただきたいです。

以前からも開催されていましたが、今年はオンライン開催が主流です。

学校フェアの存在を知らない方や、知っていてもどうやって利用するのかわからない方のために、この記事を書きました。

こちらは、参加当時=2020年10月時点の情報です。また、当レポートには私の主観も混じっているので、入学・転校・進学するときはどんな情報も鵜呑みにせずに、きちんと多角的に調べてくださいね。

ボーディングスクールフェアについて

今回参加したカナダのボーディングスクールフェアは、日本時間で2020年10月14日の午後7時〜11時にオンラインで開催されたものです。無料の事前登録制でした。

参加者には、事前にログインIDとパスワードが配布されます。
開催時間中いつでもログインできます。

ログイン(=フェアに入場)したら、こんな風に各参加校のブースへのリンクが張られています。

気になる学校のブースに入室したら、展示されているパンフレットや動画を見たり、担当者にライブチャットで質問をしたりできます。

こんな風に、入室するとすぐにチャットが開くので最初はびっくりするかもしれません。
でもすぐに返信しなくても大丈夫です。

まずは、ブース内に設置されているパンフレットやビデオや写真集を開いてみて、質問や感想が湧いてきたらコメントする。なにもなければそのまま退室します。

今回は、何校か話しかけてみました。そのうちほとんどがすぐにレスポンスをくれましたが、「このメールアドレスに連絡して」や「不在中」という学校もありました。顔が見えませんし、ここでのやりとりにあまり一喜一憂することはないですね。一部の学校とは会話が続いて、チャット内でメールアドレスを交換したり、ビデオ会議のお誘い(別日)を受けたりすることもありました。

参加してみてわかったオンラインの学校フェアのメリット

正直、参加するまでよくわかりませんでしたが、こういうところがオンラインのフェアでいいなと思いました。

  • 家から参加できる(移動にかかるお金や時間短縮、見た目は最低限で済む←こら)
  • パンフレットなどの資料を見ている間、担当者の視線がなくて快適
  • HPも隣に開きながら調べられる
  • 興味がなければそのまま立ち去りやすい
  • 順番待ちをしなくても、質問を投げられる
  • 余計な雑談はない
  • 担当者の体調や気分に左右されにくい(たまに、時差ボケなのか疲れていたり露骨に残念なときがあるので)
  • 質問への回答待ちをしている間に他のブースも回れる
  • 英語のリスニングとスピーキングが苦手でも、チャットなら自分のペースで受け答えができる

一方で、リアルのときはこういうところがよかったなと思いました。

  • 学校の力の入れ具合の差が見える(展示や装飾などで)
  • 人気校とそこそこ校の差が見える(人気校には長蛇の列)
  • お土産がもらえる場合がある(これはおまけ)

やはりオンライン開催はデメリットと比べるとメリットのほうが大きいかもしれませんね。

主催者はカナダの学校認証機関CAIS

このフェアの主催者はCAIS(カイス:Canadian Accredited Independent Schools)という団体です。

CAISは1981年に設立されたカナダの私立校を認証する団体と、その認証校のネットワークを指します。

認証校はカナダの私立90校以上。
そのうちの27校はボーディングスクール(寄宿校)です。

学校を認証する機関はたくさんありますが、学校が必ず受けているとは限りません。

認証を受けている学校は、一定の基準を満たしている教育機関とみなされるので、安心して選ぶ保護者や先生が多いです。

CAISは学校を評価するだけではなく、学校がより良くなるように、また生徒から選んでもらえるように、各種の情報や機会を提供しています。

CAIS認証のボーディングスクール一覧

カナダにはボーディングスクールが60校以上あるといわれています。

そのうち、CAISの認証を受けているカナダのボーディングスクールは27校です(2020年10月現在)。

こちらがその一覧。ブリティッシュ・コロンビア州(バンクーバーがある)とオンタリオ州(トロントがある)に多いのは、人口も多いからでしょう。

小学校5-6年生から入寮できる学校も少なくないですが、留学生の場合は受け入れ学年が異なる場合もあるのでご注意ください。

学校名男女設立年入寮できる学年通学できる学年生徒数
British ColumbiaBrentwood College School共学19239-129-12515
British ColumbiaQueen Margaret’s School共学19216-12K-12406
British ColumbiaShawnigan Lake School共学19168-128-12517
British ColumbiaSt. George’s School男子19308-121-121150
British ColumbiaSt. Margaret’s School女子19087-12JK-12365
British ColumbiaSt. Michaels University School共学19068-12K-12589
ManitobaBalmoral Hall School女子19016-12JK-12520
ManitobaSt. John’s-Ravenscourt School共学18208-12K-12806
New BrunswickRothesay Netherwood School共学18776-126-12280
Nova ScotiaKing’s-Edgehill School共学17886-126-12350
OntarioAlbert College共学18577 to 12Pre-K to 12165
OntarioAppleby College共学19119-127-12756
OntarioAshbury College共学18919-124-12680
OntarioBranksome Hall女子19037-12JK-12900
OntarioHavergal College女子18949-12K-12920
OntarioLakefield College School共学18799-129-12366
OntarioPickering College共学18427-12K-12405
OntarioRidley College共学18895-12K-12630
OntarioRosseau Lake College共学19677-127-12116
OntarioSt. Andrew’s College男子18995-125-12644
OntarioThe Bishop Strachan School女子18677-12JK-12975
OntarioTrafalgar Castle School女子18747-124-12220
OntarioTrinitiy College School共学18659-125-12463
OntarioUpper Canada College男子18298-12SK-121160
QuebecBishop’s College School共学18367-127-12263
QuebecStanstead College共学18727-127-12246
SaskatchewanAthol Murray College of Notre Dame共学19209-129-12280

カナダのボーディングスクール人気校

今回参加があったのは、上記のうち24校(Bishop’s College School, Brentwood College School, Havergal College以外)でした。

CAISの学校はどこも魅力的ですが、単純に知名度において、今回のフェアでもきっと混雑するだろうなと思うのがこちらの3校。

正直、一度に3校以上見てしまうとどれも一緒に見えてきます。
こういうフェアに参加するときは、事前の下調べと絞り込みが大切ですね。

共学校:Queen Margaret’s School

We are QMS

男子校:St. George’s School

St. George's School – Aerial

女子校:St. Margaret’s School

St. Margaret's School Feature

今回話を聞いた学校

実際にフェアでどんな質問をしたらいいのか、慣れないうちはわかりにくいと思います。

フェアに行かなくても、HPに情報はたくさん載っていますし、デジタルパンフレットも入手できます。あえて聞かないとわからないことは、ずばりこの2点です。

  • 今年(もしくは来年)の場合はどうなの?
  • 日本人(留学生)の場合はどうなの?

HPや出版物(デジタル)は、どうしてもマス向けの内容になっているので、個別具体的に知りたいことは書かれていないか、ぼやかされていることが多いです。

なので、上記2点はこういうリアルタイムで聞ける場合に向いている質問なのです。

オンタリオ州にある共学校:Ridley College

今回は複数の学校にチャットで質問してみました。そのうちの一校をご紹介します。

今年の日本人生徒は何人くらいいますか?例年と比べてどうですか?

 ー今年(2020年度)は10名います。去年は7名いたので、これでも増えました。

貴校に入学するときにどの程度の英語力が必要ですか?

 ー出願時に元の学校の英語教員に評価を書いてもらいます。また、面接で語学試験をします。TOEFLなどの足切りはありません。総合的に評価します。

貴校のESL(語学サポート)はどんな内容ですか?

 ー幼稚園から8年生(中2)までの生徒には個別サポートが付きます。9年生と10年生(中3と高1)には一日2コマの英語補修コースを手厚く受けてもらいます。

貴校ではガーディアン(カストディアンともいう)の手配をサポートしていますか?
※カナダの未成年留学では現地で後見人のような人を設けなければいけない。

 ー実績があり信頼できるガーディアンのリストを生徒に渡します。ほかに知人を選ぶ人もいます。

貴校の学費補助制度(Financial Aid)は、留学生も対象ですか?

 ー学費補助は利用できないけど、SSAT(学力の統一試験)で50パーセンタイル以上のスコアが取れたら奨学金に応募ができる。ただし、奨学金は最大$10,000-$15,000カナダ・ドルです。

費用がかかる留学ですが、奨学金制度が利用できる場合もありますので、最初から諦めないでくださいね。

Discover Ridley: The Opportunity Awaits

カナダのボーディングスクールの特徴

というわけで、なかなか楽しいボーディングスクールフェア参加となりました。

今回の記事をまとめていて、改めてカナダのボーディングスクールの特徴を感じました。主観も多々混じっていますが、特にアメリカと比較した場合の特徴を挙げます。

  • 授業の平均人数は10人台。15~20が多い(アメリカより多い)
  • 比較的低い年齢で入寮できる(アメリカは9年生からが主流)
  • 多国籍感が強い(人種ではなく、文化・価値観が)
  • IBが多い
  • 制服が多い

すごく乱雑な言い方にまとめると、イギリスとアメリカのいいとこ取りをしているような感じでしょうか。。。平均と平均を比べている感じがして、本質とずれているような気がしますが。

さらにケベック州となると、ヨーロピアン比率も高くなります。

私の生徒としてのアメリカボーディングスクール体験談はこちらの記事に詳しく書いてあります。

海外の私立学校について調べるためのリンク集をつくりました

カナダのボーディングスクールに限らず、海外の私立校について知りたい方向けに、noteに学校データベースのリンク集をつくりました。もしよかったら、こちらからどうぞ。

私はこういう調べ物をするのが異常に好きなんです。自分が通うわけでも、子どもを通わせるわけでもないのに、楽しくて仕方ないのです。

もしかすると、あなたの調べものでもお手伝いできることがあるかもしれません。一度ご相談ください。

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