流行りの習い事に飛びつく前に考えること

ペアレンティング
幼少期から英語を学ばせるために、
せっせと英語教室、オンライン学習、インターナショナルスクールなどに
時間とお金を貢ぐよりも大事なこと。
 
大人の「生きる」姿を見ること。
「生きる」楽しさを味わうこと。
「学ぶ」楽しさを味わうこと。
「ほかの誰かのために」何かをすること。
 
子どものときの経験は、後からやり直せない。
 
こういう最低限を踏まえる前に、
やれ英語だ、やれプログラミングだ、やれ受験だ、などと言っている場合ではない。
 
立ち止まっているよりは、マシかもしれないけども。
 
教育のファストフード化に流されずに。
まずは大人が考える。
 
飛行機の操縦を知らなくても、生きていける人・暮らし方がたくさんあるように
自転車に乗れなくても、実は生きていける。
移動する意味と目的があれば、手段はあとからついてくる。
 
ラテン語を知らなくても、生きていける人・暮らし方がたくさんあるように
英語を知らなくても、実は生きていける。
誰かと理解し合える意味と目的があれば、手段はあとからついてくる。
 
子どもに身に着けさせたいのは、
飛行機やラテン語ではなくて、
移動の自由や、他者と分かり合うことの楽しさと難しさ。
 
困難やわからないことに面したときの乗り越え方。
 
流行りの習い事に躍起になるくらいなら、
ひとつでも多く、たくさんの困難やわからないことに対面させてみたい。
そして、できた!わかった!を増やしたい。
 
それがきっと、未来の困難やわからないことを乗り越える糧になるはずだから。
そのうちのひとつが、たまたま英語だったり、自転車だったりするのだろう。
 
順序を間違えてはいけないのだ。
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