ボーディングスクール受験: 面接対策のポイント

ボーディングスクール

萩原麻友(ハギワラマユ)のブログへのご訪問ありがとうございます。

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この記事ではこんなことを解説しています
  • 面接の重要性を理解しよう ボーディングスクール受験の面接がなぜ重要なのか、その役割や特徴について詳しく解説します。
  • 自己プロデュースのスキルを磨こう 面接対策は単なる合格のためだけでなく、将来の自己プロデュースにも役立つスキルです。どのように自分をアピールするか、自己分析とセルフプロデュースのポイントを細かく解説します。
  • 成長と可能性を掴むためのアドバイス 受験は自己成長の過程でもあります。面接の準備から当日の心構えまで、受験生と親が共に考えるべきポイントを紹介します。将来への展望を広げるためのヒントが盛りだくさんです。

アメリカのボーディングスクールへの入学試験は、日本の受験スタイルとは異なる独自のアプローチを要求します。

以前の記事ではエッセイに焦点を当てましたが、今回は面接について掘り下げてみます。

ボーディングスクールの面接は単なる試験ではなく、お互いの相性を確かめる場でもあります。

この記事では、面接の重要性、効果的な準備方法、そして成功へのコツをご紹介します。

ボーディングスクール受験における面接の特徴

日本的な受験スタイルとは異なるボーディングスクール受験では、新たなアプローチが求められます。

ここでは、日本的な入試とは異なる面接の重要性とその役割に焦点を当ててみます。

ボーディングスクールの面接は、単なる知識の問答ではなく、受験生の個性や意欲を理解するための手段です。

受験生自身の魅力や目指す未来像を、審査官に直接伝えられる重要な機会です。

簡単に、ボーディングスクール入試での面接の概要です。

面接の基本情報

時間: 通常は20~40分程度

フォーマット: 対面またはオンラインで実施。対面にも、1)現地で学校見学しているとき、2)学校担当者が来日しているとき、3)サマースクールに参加しているとき、などのパターンがあります。

時期:願書を提出したタイミングで、学校から日時調整の連絡があったり、予約用のポータルを案内されたりします。アメリカのボーディングスクールの面接は入学の前年8~1月に行われることが多いです。

服装: 対面でもオンラインでも、清潔感のある服装が望ましいです。学校の制服や襟付きシャツが適切な選択肢となります。

ボーディングスクール面接の準備

面接の成功は、準備にかかっています。

面接は、自分の素晴らしい側面や独自の視点を的確に伝えるチャンスです。また、学校について知らなかったことを知るチャンスでもあります。

だからこそ、面接に臨む前に、以下のポイントをじっくりと考えることが重要です。

これらのポイントを押さえておけば、自信を持って、集中して、面接に臨むことができるでしょう。

自己分析

面接前の自己分析は不可欠です。

自分のことを深く理解していないのに、相手に的確に自分を伝えることは難しいからです。

前の記事でも触れた質問ビッグ・ツーのうち、「自分はどんな人物なのか」という問いに真摯に向き合いましょう。

時間をかけて、自分の強みや弱み、興味や価値観をじっくりと考え、整理しましょう。

このプロセスがあなたの自己理解を深め、面接で自分を適切にアピールする基盤となります。

学校についてのリサーチ

時間をかけて学校のことを徹底的に調べることも重要です。

拙い英語でも相手に興味を持っていることが伝われば、あなたの真摯な姿勢が伝わります。

情報を深く掘り下げて、自己分析と重ねることで、志望動機もよりオリジナルで印象に残りやすいものになります。

前の記事で取り上げた質問ビッグ・ツーのうち、「なぜこの学校なのか」という疑問に誠意を込めて答えることが大切です。

個性を引き出すエピソード選び

ここまでの準備はエッセイの準備とも重なる部分がありますが、面接ではエッセイや他の提出物と同じ内容を繰り返すことをできれば避けましょう。

むしろ、エッセイや他の提出物では十分に表現できなかった要素を面接で活かすことを考えてみましょう。

アピールしたい内容や状況によっては、実技や作品(写真、動画、ウェブサイト)などを通じて自己表現できる機会も考えられます。

“よくある一日”のリアルな描写

ボーディングスクールの面接審査官は、世界中からさまざまな背景を持つ受験生と接していて、同じような状況や生活環境にある人はいないことを理解しています。

だからこそ、どんなに素朴なことでも自分の日常をフラットに描写できることが重要です。

あなたの日常の一日を詳しく伝えることで、面接官はあなたの個性や背景をよりリアルに感じ、深い理解を得ることができるでしょう。

この描写を通じて、あなたの魅力を効果的に伝えることができます。

たとえば

通学の方法を取り上げてみても、その背後にある日常の違いまでは「言わないとわかりません」。

日本の都市部では電車やバス通学が珍しくありませんが、アメリカのほとんどの地域では交通機関がそれほど発達していないことが一般的です。

日本では早ければ6歳から他人と一緒に電車やバスに乗って毎日通学することがあっても、アメリカで育った人からすると、これは驚くべきことです。

自分からすると珍しくないことでも、相手の視点からは見えていないことがあります。

どんなにささやかだと思えるエピソードでも、相手の視点に立って詳細に描写することで、自分の日常をリアルに伝えることができます。

実際の経験を通じて、あなたの個性と環境の違いを審査官に伝えましょう。

質問リストの作成

面接準備の要として、質問リストの作成が欠かせません。

面接官に「いい」質問をするだけで、真摯な関心を示すことができます。

事前に学校やプログラムについて調べた上で、分からなかったことや詳細を知りたいことを質問リストに整理しましょう。

特に留学生や日本人学生の進路や生活に関する質問は、学校の公式情報には記載されていない貴重な情報です。

「◯◯についてもう少し詳しく教えてください。今もやっているのですが、どんなふうに続けられるのか興味があります」というふうに、質問を通じて自分の興味と熱意をアピールができます。

質問で面接での主導権を握りましょう。

質問の準備:留学生や日本人学生について個別具体的な質問、たとえば「留学生は卒業後、アメリカに残る子が多いですか?」「長期休暇で帰省しない留学生はどうしていますか?」みたいに、大事なことだけど個別具体的でHPやパンフレットには載っていなさそうなこと。これは聞きやすい。

面接の予行練習

面接の予行練習は、できるならやったほうがいいです。少なくとも1回は親や先生以外の大人と模擬面接を行いましょう。

実際に試してみることで、気づかなかったポイントや改善の余地が見つかることでしょう。

もし周りに相手がいない場合は、ネイティブの先生をご紹介することも可能です。お子さまの準備の効果を最大限に引き出すためにも、一度お問い合わせください。

面接はやればやるほど上達します。練習は、自信をつける一助となります。

ボーディングスクール受験面接成功への道

ここまでの準備が整ったら、最後に大切なのは面接当日の心構えです。

面接当日は自信を持って臨み、しっかりと準備した内容を自然体で伝えます。

面接官との対話を楽しむ気持ちを持ちつつ、自分の個性や魅力を最大限に引き出せるか、やってみてください。

100点満点じゃなくてもいいんです。飾る必要もありません。そのままの姿をいかに正確に伝えられるか、が焦点です。

最後に、成功へのポイントをおさらいします。

自分を的確にアピールするコツ

面接本番でも、面接の役割を忘れずにのぞんでください。

面接の役割は、受験生の個性や意欲をわかってもらうことです。また、受験生自身が学校についてより詳しくなることでもあります。

自己分析を通じて明確になった自身の特徴や価値観のなかから、「これだけは絶対に伝えて終わりたい」と思うポイントを2-3つに絞ります。

そして、そのポイントを質問や話題に乗せて、自然な流れで伝えることが重要です。

自分のことを素直に表現することは、成功への鍵です。独自性や真摯な思いを率直に伝えることで、面接官は本物のあなたを理解しやすくなります。

あなたの熱意や関心が伝われば、面接官はあなたをより深く理解し、あなたの志望度を評価するでしょう。

面接はあなたの個性を輝かせるチャンスです。自信を持って臨んでください。

印象が良い面接のポイント

面接では、良い印象を与えるために以下のポイントに気をつけましょう。

  1. ポジティブな印象を持たせる: 自分の強みや成果にフォーカスし、消極的な発言は避けましょう。自信を持って自分をアピールすることが大切です。
  2. 過去の学校や家族についてネガティブな発言をしない: 現在の学校や家族に対してネガティブなことを言うのではなく、ポジティブな視点で表現しましょう。例えば「もっとこうしたい」という形で改善の余地を示すことで、前向きな印象を与えます。
  3. 「やらせられている感」を出さない: 親があなたの面接の答えを代わりに導いているように見える発言は避けましょう。受験自体も面接も、自分が本心から願ってやっていることだと伝わるように、自分の考えや経験を率直に伝えることが重要です。
  4. 適切なボディランゲージと表情: 目を合わせて話しましょう。「貧乏ゆすり」や「爪を噛む」などの無意識な癖は抑えましょう。リラックスと笑顔で。

これらのポイントを意識して行動することで、面接官に良い印象を与え、自分の魅力を最大限に引き出すことができます。

親のサポート: 子どもの成長を引き出す

面接の主役は、間違いなくお子さまです。親ではありません。

大切なのは、子どもが自分の声をしっかりと表現できること。

そのためには、面接の答えを親が代わりに導かないことが重要です。プロの審査官は、子どもが親から言われていることを見抜きます。

面接の際、親と面接官の間で話す機会が設けられる場合もあります。このとき、子どものアピールをサポートするためには、親自身の視点から情報提供することが効果的です。

子どもが自分からは言わないけど親だからこそ言えること。たとえば、家庭での育児方針、家族での子どもの役回り、子どもの交友関係、生まれつきの特技や性格などです。

面接は通常、入学する年の前年の8月から翌1月のどこかで行われます。

親が英語力を高める必要がある場合は、約3ヶ月前から集中的に取り組めると、忙しいなかでも最大限対策ができると思います。

親の英語力向上に関する詳細は、この記事で紹介しているオンライン英会話サービスをご参考にしてください。

>>インターナショナルスクール保護者におすすめのオンライン英会話3選

まとめ:成長と相互理解を育む面接

ここまで、ボーディングスクール受験のための面接対策ポイントについて解説してきました。

面接は、学校と受験生がお互いの理解を深める重要な場です。

受験生は自分の個性や志望動機を的確に伝えるためのセルフプロデュースが求められます。

面接での準備や対応は、将来にも役立つスキルであり、若いうちから磨いておくべきものです。

受験は自己成長の過程であり、このプロセスを通じて自己理解とアピールの力を養うことは、将来の就職や重要な場面での自己プロデュースにも繋がるでしょう。

ボーディングスクール受験は、合格だけでなく、自己成長の素晴らしい機会でもあります。

読者の皆さまがこの情報を受験準備に活かし、素晴らしい未来への第一歩を踏み出す手助けになれば幸いです。

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