ボーディングスクール入試担当者に聞いた「面接のコツ」

ボーディングスクール

先日、ボーディングスクールフェアのパネル対談を聞いてきました。>>2022年秋のボーディングスクールフェアの開催情報

そこで各校の入試担当者さんがお話していたことが印象的でしたので、ここにも記録しておきます。

ボーディングスクールに限らず、ほかの面接重視型の受験にも通ずるところがあると思います。

ボーディングスクール入試担当者に聞いた「面接のコツ」

今回行ってきたボーディングスクールフェアでは、各ボーディングスクールの担当者さんが登壇して、司会の進行に沿って質問に答えていくというもの。

司会もパネルトークも、すべて英語です。

そのなかで「Interview tips」つまり「面接のコツ」として話されていたことをメモしました。

ボーディングスクール面接のコツ
  • 面接官に「よくある一日」を詳しく話してみてください。たとえば通学の様子や時間割、一日の忙しさがわかるような描写がいいです。
  • 学業の外での楽しみ方、趣味、関心事を教えて下さい。
  • “Be authentic”–飾らず、等身大に、素直に、率直に
  • “Be present”–面接に集中できるように気持ちを整えて、準備をしてきてください
  • 学校に興味や関心があることを示してください(つまりHPに載っている情報を事前に見ておいてください)
  • 学校と早めにコンタクトを取り始め、関係性を作ってみてください
  • 生徒自身もオーナーシップ(主体性)を持って出願プロセスに関わってください(親やカウンセラー主導ではなく)

どの学校さんも「かっこつけ」や「自慢」が聞きたいのではなく、「true self」=「ありのままの自分」を出してほしいとのこと。

ただでさえ緊張する大人と一対一の面接。

小中学生がありのままの自分を表現するのは、母国語でも難しいと思います。

私は普段の育児方針として、「ハマる」&「話す」ことに重きを置いています。

できる範囲で外に連れ出し、一人外出も促し、いろんな相手と体験を共有したり、話したりすることを大事にしています。

それもこれも、ボーディングスクール受験に限らず、学校でも大人になってからでも、「自己表現」「人との対話」は免れないからです。

老若男女、いろんな人とよくしゃべります。

自分は「どんなときに」輝いているのか子ども自身も自覚できていると、魅せ方も考えるようになります。

だから、私は普段から子どもがいい顔をしているときに言葉にするようにしています。

ありのままでも充分輝いている子を見ると、学校の担当者さんも「こんな子に会いたかった!」と喜んでいるのがわかります。

ボーディングスクールを受験するかどうかに限らず、子どもの「好きなもの」や「特性」を大事にしてみてください。

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