「私の子育て、このままでいいのだろうか」と感じたら【そこじゃない】

ペアレンティング
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教育熱心だったり愛情深かったりする親のなかには、自身の親としての姿に自信がないという方もいます。

「親としてこれができていない」

「もっとこれをしてあげないと」

「親としてこれは気をつけないと」

子育てについて学べば学ぶほど、改善点が見つかるのでしょう。

でも、実はなにも変える必要がないのかもしれません。

親は変わる必要があるのか

子育て方針、このままでいいのかな。

学校選択(または塾や習い事)、このままでいいのかな。

日々子どもと向き合っていると、このままでいいのかなと疑問や不安がよぎることがあるでしょう。

私も、偉そうに子育てや教育のことを書いたり話したりしていますが、自分の子育てを振り返ると疑問や反省だらけです(笑)

そんなとき、『子どもの心のコーチング』の著者、菅原裕子さんの言葉がヒントになります。

いわく、親がなにかを変える必要があるかどうかは「親が子育てに満足しているかどうかではなく、子どもが日々の生活をどう感じているか」によるそうです。

つまりこういうこと

「私の子育て、このままでいいのかな?」
と感じたら

「子どもはどう感じているかな?」
と置き換える

親が子育てに満足しているか、ではないんです。そこじゃないんです。

「自分がどう感じているか」から、より大事な「子どもはどう感じているか」にフォーカスを移すんです。

言うほど簡単ではない

仮に「子どもはこう感じている」とわかったとしても、「でもやっぱりこうしたほうが(しないほうが)いいでしょう」と大人の意見で上書きしたくなりませんか?

これは菅原さんではなく私の持論ですが、これが続くようなら、もしかすると子どもの意見や反応を軽くみてしまうクセがあるのかもしれません。

「子どもの感じ方を確認する」の根っこには「子どもを一人の人間として信頼・尊重している」という前提が不可欠だと思います。

そしてこの前提は、親なら全員が自然に持っているとは限りません。

子どもに「他人の気持ちを考えよう」「他人の意見を尊重しよう」と教えるつもりで、まずは親がそのお手本を子どもに示す姿勢が肝心です。

それはちょっと難しい言い方をすると、子どもの主権を認めることでもあり、子どもの主体性・エンパワーメント・自立の獲得にもつながることです。

子どものエンパワーメントの育成は、私の子育て方針でも大事にしています

子どもはどう感じている?

では、どうやって「子どもが日々の生活をどう感じているか」確かめるのでしょうか。

菅原さんが挙げるチェックリストをご紹介します。

子どもが満足しているか確認するための観察項目です。

子どもの満足チェックリスト
  • よく笑う
  • 每日が楽しそうだ
  • 目が輝いている
  • 友達とよく遊ぶ
  • 親によく甘える
  • いろいろな物事に関心を示す
  • 子どもなりの自己主張をする
  • 話すときは視線を合わせる
  • 親の過剰な干渉や介入をいやがる
  • 機嫌の回復が早い

「親によく甘える」「親の過剰な干渉や介入を嫌がる」などは、むしろ親の悩みごととして挙がりそうな事柄ですけどね(笑)

でも、これはむしろ子どもが「健全に満足している」状態のサインだそうです。

子どもが満足していることと、親が満足していることは必ずしもイコールではない、ということが伺えますね。残念ですが(笑)

さらに7歳以上の子には、上のチェックリストに以下の項目が追加されます。

【7歳以上の追記】
  • 朝、自分で起きられる
  • 学校などでの出来事をいろいろ話してくれる
  • 悩みがあるときは打ち明けてくれる
  • 親の意見を求めてくる
  • 我慢できるが、我慢しすぎるということはない

上記のチェックリストに対して「はい」が多いと、子どもが現状に満足している可能性が高いです。

その場合はうまくいっていることを見定めて、それを強化していきます。

「いいえ」が多い場合

「いいえ」が多くても、心配する必要はありません。菅原さんもこう言っています。

自分を責める必要もありません。すべてはこれからです。具体的に何を変える必要があるか、見つけてください。あなたの成長は子どもの人生を大きく変えることでしょう。

子どもが成長過程にあるように、大人も親として発展途上なのです。

わからない場合

また、答えが「はい」でも「いいえ」でもなく、単に「わからない」場合もあります。

そんなときは、子どもを知るところから始めます。

子どもの「好きなもの」から探ることが、比較的簡単だと思います。

子どもが大きい場合

では、すでに子どもが大きい場合、改善するには手遅れなのでしょうか。

著者は、そうではないといいます。

たとえ子どもが何歳になっていても、親が気づいたときがスタートラインです。

子どもを知るところから始めるといっても、どこから手を付けたらいいのか。

子どもが大きくても、やはり「好きなもの」をできるだけ探ることから始めるといいでしょう。

まとめ

この記事では、自分の子育てに疑問を感じたときの切り抜け方をご紹介しました。

つまりこういうこと

「私の子育て、このままでいいのかな?」
と感じたら

「子どもはどう感じているかな?」
と置き換える

私もいつからかこの考え方にシフトしていました。

振り返ると、我が子の学校選択について書いた記事でも「答え合わせは子どもの反応で」と書いていました。

この記事を書いたのは菅原さんの『子どもの心のコーチング』と出会う前でしたが、この本のおかげでその答え合わせの観察項目が以前よりも明確になった気がします。

現在、小学校2年生の長男。定期的に答え合わせの確認をしています。上記のチェック項目は、いまのところすべて◎です。

それはもう羨ましいほどに(笑)

参考図書

今回参考にした本がこちらです。

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このサイトでは、著者の実践と経験に基づいて厳選された教育・子育て情報を私見とともにご紹介しています。

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