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どこからでも学べる!オンライン教育や学習アプリの選び方

家庭教育
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オンライン教育とひとくくりにしてもその形態は様々。

呼び方だけでもオンラインスクール、オンライン講座、オンライン学習、オンライン授業、eラーニング、モバイルラーニングなど、いろいろあります。

最近増えているオンラインサロンやオンライン英会話も、オンライン学習の一種です。

実は知育・学習系のアプリも含まれます。

いささか乱暴ですがこの記事では、部分的でもインターネット利用を前提とした学習スタイルをまとめて「オンライン学習法」と総称することにします。

そしてオンライン学習法はすべて、いくつかのパターンに分類ができます。

オンライン学習法には、それぞれメリット・デメリットあると思います。一番大事にしたいのは、学習者自身が続けやすいものであることです。

この記事を読んで、オンライン学習法を選ぶときの参考にしてみてください。

どんな人が対象なのか

対象が明確な学習法は、受講者の前提知識のレベルや範囲がある程度揃っています。講師やカリキュラム作成者は内容を絞りやすく、受講者も理解が追いつきやすいです。

オンライン学習法の対象範囲
  • 年齢または学年
    大人向けの内容を小学生が受けても難しいでしょうし、逆の場合は簡単すぎるでしょう。
  • 習熟度
    テーマに対して初心者・中級者・上級者・講師なのかによって、内容も難しさも変わります。経験者・未経験者という分け方もあり得ますね。
  • 集団/個人
    個人(マンツーマン)だと、自分のペースや理解度に合わせて進めてもらえそうです。集団では周りに合わせる必要がある反面、複数方向の交流があればそこからも学べることがありそうです。

どの端末で学習するのか

オンライン学習法が想定するメインの端末によって、勉強できるタイミングも異なりますので、始める前に確認しておきましょう。また、内容や環境によってはヘッドホンとマイクとカメラなどを別に用意する必要があります。

オンライン学習法で利用する端末
  • PC
    まとまった時間、デスクに向かえる人向け
  • タブレットやスマホ
    移動中などの細切れ時間を使う人向け。アプリで受講する場合は、どのOSやバージョンに対応しているかもよく確認しましょう。

こちら↓はタブレット型。

単発か連続か

オンライン学習というと、1回完結のものから複数回で完結するものまであります。オンラインスクールやサロンは、習い事のように続く印象ですね。

オンライン学習の期間
  • 1回完結型
    あらゆる分野に見られますが、初心者〜中級者向けの内容によく見られます。
  • 複数回完結型
    資格取得などの中長期的な目標があるタイプのオンライン学習に多いです。
  • 習い事型
    学習者がやめるまで続くスタイルです。英会話などのスキルアップに多いです。

例えばこちらの家庭教師サービスは、インターネットで指導をしている“習い事型“のオンライン学習です。オンラインの家庭教師なら、家を片付ける負担が軽減されていいですよね。(無料体験実施中)

オンラインの個別指導(家庭教師)は、いまや家庭学習のスタンダードです。

オンラインだと場所も時間もフレキシブル。移動時間は不要、部屋の片付けやお茶出しも不要、さらに引越をしても同じ先生に教わり続けられます。

また、個別指導はペースや内容もカスタマイズができます。苦手な部分は丁寧に、得意な部分はたまに復習など、効率的に勉強を進められます。

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Wifi接続は常時必要か

常にWifiへのアクセスがある方にとっては不要な項目です。でも移動中に勉強する方や、データ量制限をかけている方には重要なポイントです。

Wifi接続の頻度
  • 常にインターネット接続が必要
    リアルタイムでの動画視聴やチャットが組み込まれていると、勉強している間はずっと接続しています。
  • たまにインターネット接続が必要
    たとえば資料や動画をダウンロードするときや、質問や課題提出をするときだけ接続すれば、あとはオフラインでも勉強ができます。ただし、スマホのアプリ学習でも常時接続が必要なものもありますので注意しましょう。

例えばこちらの↓Udemyという世界規模のオンライン学習プラットフォームでは、専用アプリを使えばオフライン環境でも視聴できるので、インターネットの接続を制限しながら学習できます。1講座あたり数千~数万円程度。育児や教育系の講座も豊富です。

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教材はデジタル完結かアナログ併用か

オンライン学習法である以上、教材の一部はデジタルだと思います。でも補助教材としてアナログの教科書・参考書・プリント・実験キット等を利用する場合もあるでしょう。

デジタル完結vsアナログ併用
  • デジタル完結
    移動しながらの学習だとデジタルで完結する教材が望ましいでしょう。
  • アナログ併用
    個人の学習スタイルや学習分野によってはアナログ併用のほうが効果が高そうです。

オンライン学習では安定したネット環境が不可欠です。

工事不要で使い放題の家庭用Wi-Fiがおすすめです。対象エリア内なら、コンセント電源だけですぐに使えます。

おすすめポイント
  • 工事不要
  • コンセント電源のみ
  • インターネット使い放題

録画かライブか

どちらかのみの場合と両方併用の場合があり得ます。学習者の学習スタイルやスケジュールに合うものがよいでしょう。

録画vsライブ
  • 録画配信型(英語だとAsynchronous Online Learning)
    動画や掲示板やメール機能を利用する学習システムです。学習者自身が学習時間やペースを決められるので、フレキシブルなところが好まれます。
  • ライブ授業型(Synchronous Online Learning)
    リアルタイムにビデオやチャット機能を利用する学習システムです。技術の進歩とコロナ禍が手伝い、最近最も伸びている方法です。参加している実感や臨場感が好まれます。開催時間が決まっているのでフレキシブルではないですが、後回しにすることが減りそうですね。

例えばこちらの↓スタディサプリは、”動画配信型”として有名ですよね。

塾に行かなくても自分のペースで動画で学べるスタディサプリはもう試されましたか?

海外校から日本の中学校への編入学前後の学力のベースアップにもおすすめです。

おすすめポイント
  • 2週間のお試し期間あり
  • 海外からでも受講可能
  • 5教科18科目1万本以上の講義動画
  • 小4から中3までのカリキュラムに対応
  • 動画見放題コースと個別指導コースから選べる

カリキュラムは固定型か連動型か

今は固定型に慣れている方がほとんどだと思いますが、今後オンラインでの学びはどんどん連動型が増えてくることでしょう。

固定vs連動
  • 固定型(Fixed Learning)
    内容のペース配分、スピード、順番、難易度などが予め決まっている教材やテスト。従来的な手法。集団学習に向いています。
  • 連動型(Adaptive Learning)
    学習者個人のパフォーマンス、目標、能力、スキル、性格などに応じてペース配分、スピード、順番、難易度が適応していく教材やテスト。生徒中心的で個別対応的。マンツーマン学習に向いています。

たとえばこちらの↓すららの学習教材では、間違えた問題と原因を自動的に特定して学び直す問題を出す”連動型”オンライン学習です。

無学年式のアダプティブラーニング教材なので、学年やレベルに関係なく個別学習を進められます。

おすすめポイント
  • 学校や塾にも導入実績多数
  • 先取りにも学び直しにも対応
  • 小学校高学年から高校生までの5教科範囲をカバー
  • 間違えた問題と原因を自動的に特定して出題に反映
無料で体験できます

一方向か複数方向か

こちらも個人の学習スタイルや学習分野によって、適した方法は異なります。また、一方向型で学んだことを複数方向型で定着させるように、併用することもあるでしょう。

一方向vs複数方向
  • 一方向型(Linear Learning)
    教育者や教材から学習者へ一方的に学習内容を伝達します。従来型の教育をオンラインでやっているイメージです。個別指導や多人数授業でもあり得ます。到達学習や知識習得には適している手法です。
  •  複数方向型(Interactive Learning)
    学習者に向かうだけではなく、学習者同士のコラボレーションもありえる双方向もしくは複数方向型です。ディスカッション、グループワーク、コミュニケーション、創作などを組み込んだ学習スタイルに適しています。

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ほかに確認すべき重要なこと

すでに挙げた項目以外にも、決める前に確認すべきことがあります。

  • 主催者
    そのオンライン学習法を主催しているのは誰でしょうか。個人、会社、教育機関、公的機関、様々ありえます。学びたい内容や目的に合致している主催者か、確認しましょう。
  • 講師
    講師は主催者と同じ場合もありますが、異なる場合のほうが多いでしょう。メインの講師は講義だけで、別のティーチング・アシスタントが質問に答える場合もあります。どんな経歴や資格を持った方がどんな役割で教えてくれるのかを事前に知っておきましょう。
  • トラブルシューティング
    主催側、通信、受講者側、どこでいつどんな問題が起きるかわかりませんが、オンライン学習法には、技術的な問題がつきものです。特に不安な方は、有事の際(例えば時間になっても動画が映らない、教材をダウンロードしたのに見れない、など)に誰にどうやって助けを求めるのか、事前に確認しておきましょう。
  • 費用
    有料のオンライン学習法では、額面の金額だけではなく、受講期間を延長したり、設備や補助教材を購入したり、あとから追加で発生する費用も含めて確認しましょう。
  • 期間
    オンライン学習法によっては、予め受講期間が設定されている場合があります。また、その期間内で受講できないと延長に追加費用がかかる場合もあります。
    期間が決まっていないものについても、通常は目的を達成するための目安期間があります。
    月額制のオンラインサロンやオンライン英会話などであっても、受講者自身が目的を明確にし、それが達成できれば(あるいはいつまでに達成できなければ)受講を終了したり次の目標を目指したり、区切りを意識しましょう。
  • 負荷
    課題やテストが全く無いオンライン学習法もあれば、参考文献をたくさん引用しながらレポートを書いたり、他の受講者に向けてプレゼンテーションをしたり、フィールドワークやグループワークを課される場合もあります。実際のコンテンツ学習以外にどれくらいの時間的・労力的な負荷がかかるのかを事前にできるだけ確認し、自身の空き時間も作っておきましょう。
  • 受講の証明
    無料のオンライン学習でも有料のものと内容がほとんど変わらないことはあり得ますが、有料版では修了書の発行など、なんらかの社会的な証明につながる場合があります。履歴書に書いたりして、第三者に知識や専門性をアピールできるという効果を狙えます。ただ学ぶだけではなく、受講を就職や集客に役立てたい方は無料/安いオンライン学習法に飛びつかずに有料の選択肢も確認しておくとよいでしょう。
  • 中途解約のしやすさ
    複数完結型や習い事型の場合ですが、なんらかの理由で継続できなくなることも想定しておきましょう。中途解約が可能なのか、その場合どんな手続きを取るのか、返金規定はあるのかなどを知っておくと、慌てなくてすみます。

おわりに

こうして見ると、オンライン学習法やオンラインサロンといってもいろいろありますよね。

自分や子どものために選ぶときは、学習スタイルや分野に合ったオンライン学習法を選べると、学習の効果も高く、後悔が少ないでしょう。

どんな学びも大事ですが、同じくらい大事な時間やお金を費やすことですので、しっかり考えましょう。

これからはきっともっと選択肢が増えていきます。個人にとって最適な学びとはなんなのか、考えることは増えていきそうです。