一次体験は何歳になっても

ライフ&ワーク

先日、アメリカでのボーディングスクール潜入ツアーから帰国しました。約10日間かけて、アメリカの東海岸と西海岸の中学、高校、大学を見てきました。

普段の地味〜な生活に比べると、出張は圧倒的に刺激的で鮮やかです。私の場合はそうやってバランスを取っているような気もしますが。

出張の様子はこちらで読めます

こういう出張に出るたびに思うのは、やはり一次体験って大事だなということ。

「一次体験」っていうのは正式な言葉ではないと思います。

近いものとして「一次情報」という言葉があります。人から聞いた情報が二次情報だとすると、自分で体験して五感が伴う情報が「一次情報」です。

ノーカット・ノー編集・ノーフィルターの情報が一次情報。

そして一次情報を得る体験が、「一次体験」。そんなゆるい位置づけです。

初めての体験、初体験である必要はありません。特別な体験である必要もありません。

ノーカット・ノー編集・ノーフィルターの体験を味わっているのであれば、初めてもリピーターでも「一次体験」です。

「原体験」という言葉もありますが、これは幼少期に無意識に経験しているというニュアンスが強いかも。

でも私が言っている「一次体験」は、何歳でも、何回目であっても、自分で体験して、自分の感覚を味わうことです。

そして大人になって、生活がルーティン化・最適化されていくと、新鮮な「一次体験」の割合が減っていくように思います。

一次体験は特別である必要はないのですが、やはり新鮮なほうが自分の感覚を味わいやすい。

そういえばマインドフルネスがにわかに流行りましたが、「今、ここにいる自分の感覚を味わう」という意味において一次体験と似ているかもしれません。

どうやら、新しい一次体験をする、というのは呼吸のようにできる人と、意識すらしたことがない人がいるようです。

自転車に乗れる人が意識しなくてもバランスを取れるのと、自転車に乗ったことがない人がバランスを取る感覚すらわからないような感じかもしれません。

おもえば私はボーディングスクールにいる間にその感覚を覚えた気がします。自分が手を伸ばせば、そこに機会が転がっているという感覚です。

でも自分が手を伸ばさなければ、いくら機会に満ちた環境であっても素通りしてしまうということでもあります。

一次体験は人生を豊かに彩ってくれたり、導きや気付きを与えてくれたりします。また、感情や感覚が豊かであることに気づける余裕、それ自体がメンタル健康度のバロメーターでもあります。

私が一次体験を定期的に意識的に摂取するようになったのは、高校時代からの成功体験と習慣の積み重ねがあるからです。

大学時代のある友人は、今や私よりも刺激的な社会人生活を送っているように見えますが、その子いわく、それは大学生だった私を参考にして積み上げていったものだそうです。

今度、縁があって宝塚歌劇を観に行きます。関西に長く住んでいたこともあるのに、初体験です。

思えば私の一次体験や原体験の多くは、人との縁がもたらしてくれたものばかりです。

私が観劇を好きになったのも、ボーディングスクール時代のルームメイトのお母さんのおかげ。歌舞伎を見るようになったのは、夫のお母さんの影響。

人との縁や一次体験を積み重ねていくことは、特別な教育じゃなくても、普段の生活のなかでもできます。

私が子育て方針で大事にしていることとも密接につながっています。

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このサイトでは、著者(はぎわら まゆ)の実践と経験に基づいて厳選された教育・子育て情報を私見とともにご紹介しています。

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