子どもの読書管理に最適なアプリ「Readee」私の使い方【手書きやエクセルはもう古い】

家庭教育

私が子どもと過ごす時間では、読み聞かせが一番好きです。

子どもたちには他にもたくさん好きなことがあるけど、本の時間も好き。

私の読み聞かせの目的は、子どもの「知育」や子どもを「読書好き」に育てることではありません。

私はただただ図書館、本棚、本が好き

私は、子どもへの読み聞かせを理由に図書館で本を借りまくったり読んだりして楽しんでいるだけです。

雑多な「リビングの床」図書館のラインナップは毎週入れ替わる

この記事では、図書館から最大70冊を借りている我が家の最強の味方である読者管理アプリ『Readee』とその使い方をご紹介します。

ご安心ください、Android, iphone, PCで使えて、無料です…!

我が家の本棚事情

アプリをご紹介する前に、まず我が家の本棚事情について。

繰り返しますが、私は本好きです。読むだけでなく、本棚や背表紙が並んでいる空間が好き。

自由時間を与えられると、1人で本屋巡り。

旅行に行くと、まずは本屋探し。

毎週必ず2市2館を巡回するほど、図書館を利用しています。

よく使うA市図書館とB市図書館

A市:1人10冊まで貸し出し可能。予約も1人10冊まで。私と子どもたちの3人分のカードがある。

B市:1人20冊まで貸し出し可能。予約は1人5冊まで。私と子どもの2人分のカードがある。

つまり、一度に最大(10冊x3人)+(20冊×2人)=70冊借りることができてしまう体制なのです…!!

泣きそう。嬉しくて。

図書館、A&B市政、納税者の皆様ありがとうございます、大切に使わせていただきます✨

さすがに毎回MAXで借りることはありませんが、毎週10-30冊ほど新しく借りているので読書記録をしないと読んだ本・読んでいない本がわからなくなります。

また、子どもが「あの本をまた読みたい!」と言ったときに本を振り返るのも一苦労。嬉しいリクエストですが、どの本で、どこで借りたのか、記憶は全く頼りになりません。

とはいえ、これだけあると読書記録はすごい手間です。

だからこそ、私はいつもよりよい方法がないか模索しています。

本を買うことはないの?

なるべくモノを増やしたくないので、大人の本は電子書籍で”我慢”することが多いです。

常用している電子書籍アプリはなぜか2種類。重複買いがいつも怖いです。

ちなみにhontokindleを愛用しています。

子どもの本はなるべく紙で読ませたいので、たまに買います。多くて月に1~2冊程度。年間でみると10冊も行かない…はず。

子どものために買うことが多いのは、地元図書館に置いていないような漫画や何度も読み返したい&最新のものがいい図鑑など。

実は、私は子どもが生まれたとき、実母にこんなお願いをしていました。

「孫になにかプレゼントすることがあれば、全部「図書カード」にしてください」と。毎年お誕生日のお祝いは図書カードです。

というわけで、めったに使わないから溜まっている図書カード。ちょっと高い特別な専門書でも、必要であれば子どものために躊躇せず買えます。

買う本・いただく本は相当な思い入れがあるので、これも絶対に読書記録に残したい。

そこで、読書管理アプリが登場します。

Readeeが最強でした

毎週10-30冊ほど借り、電子書籍アプリは2つ、購入本、いただき本もある私達には、読んだ本/読んでいない本、買った本/買っていない本を記録できるツールが必須です。

これがないと、重複して借りたり買ったりしてしまいます。

私が読書記録ツールに求める機能はこちら。

私の読書記録ツールに欠かせない機能

  • 登録はバーコードリーダーでサクサク
  • 自動で書誌情報が呼び出せる
  • フォルダ分けができる(分類や階層に)
  • タグ機能もある(横断分類に)
  • AndroidスマホとPCの複数端末使用に耐える
  • できれば表紙ビューとリストビューの両方がある

私にはSNSやコミュニティ機能や、グラフなどの見える化はいらないので、そこは重視していません。

でも一度に数十冊登録するので、手書きや打ち込みは心と時間の負荷が大きすぎて続きません。

また、表紙画像があったほうが、返した後でもどんな本だったか思い出しやすいですし、子どもも見返しやすいです。

いくつか使ってみて、これは!と思ったのがReadeeでした。

使い始めてから4ヶ月たったので、満を持してご紹介します。

Readeeで気に入っている機能

Readeeは楽天グループのアプリですが、楽天会員じゃなくてもアカウントを作れば使えます。

そしてPCブラウザ、iPhoneやAndroidでも使えます。

Readeeのお気に入り機能

  1. 本棚(フォルダ)が最大100個つくれる
  2. 本棚は5階層まで入れ子にできる
  3. 未登録の本も、登録済みの本も、とにかく検索性が高い
  4. 本棚の表紙ビューが大小2種類もある
  5. 本の写真や自分だけのメモも保存できる
  6. バーコードリーダーの連続登録が便利
  7. カーリルで図書館検索ができる
  8. 洋書・電子書籍・雑誌も検索対象
  9. 検索できなかった本も手動登録可能

私にとっては、まさに至れりつくせり、かゆいところに手が届きまくりのアプリです。これだけあって無料だから本当に神。

アプリ自体の「かわいさ」は控えめですが、私は断然機能性を重視するので全然かまいません。

余計な通知もない。

機能があまりにも充実しているために、慣れが必要な場面もありますが、毎回数十冊登録していたらあまり気にならなくなりました。

バーコードリーダーの読書登録を経験したことがない方は、ぜひ一度経験してみてください!

読書管理をしていてよかったこと

このスレッドにもあるとおり、読書記録をしていたからわかったことがあります。

なんと4ヶ月で借りた子ども用の本だけで、164冊になっていました。

つまり、年間500冊近く読んでいる計算(4ヶ月あたり164冊×3=492冊)です。

子どもたちと過ごしてきた読み聞かせという時間が見える化されたようで、なんだか嬉しくなります。

ところで、こんなに買って読もうと思うと、一冊1,500円×164冊=24万6000円になります。
お金も置き場所もないし、子どもが気にいるかも読んでみないとわからないので、うちではこんなリスクを冒せません。本当に、図書館ありがとう。

家族の読書管理のためのReadeeの整理方法

アカウントの数だけ整理方法があると思いますが、現在の私の整理方法をお見せします。

これが全員にとっての最適解ではないですが、一例として。

私のReadeeの整理方法(本棚一覧)

  1. 読みたい
  2. 買った
    ∟(サブ棚)キッズ
  3. 借りて読んだ
    ∟(サブ棚)キッズ
  4. 定期刊行

サブを入れて全部でこの6つで、私と子ども2名の読書記録をしています。

これとは別に、デフォルトの棚で「すべて」という棚もあります。

同じ登録本が複数の棚にまたいで存在することも可能です。

棚から棚の移動もスムーズにできます。

「買った」本が昔「借りた」本であれば、登録するときに「登録済みです」と出るので、二重登録も防げます。

また、タグも活用するとより便利に使えます。

私のReadeeの整理方法(タグ一覧)

  1. 借りた場所(A市、B市、学校など)
  2. 買った電子書籍アプリ(honto, kindleなど)
  3. 読みたい本がどこで読めるか(A市、B市、購入など)

自分にとって使いやすいように、いろいろといじる時間も楽しいものです。

全部登録しない

家の敷居をまたいだ本をすべて登録しているわけではありません。

Readeeを始める前から家にある本は、未登録のままです。

また、今後子どもたちの成長にしたがって、私が把握しない本も増えてくるでしょう。むしろそうであってほしい。

それでいいんです。

この読書記録は間違いなく私と子どもたちが一緒に過ごした証ですが、これ以外にも子どもとの関わり方はたくさんあります。

いつか読書記録に私の本しか更新されなくなったら、子どもたちは成長したということですね。

そのときまで、読み聞かせを思う存分楽しみたいと思います。

>>私の読み聞かせ本の選び方