萩原麻友(ハギワラマユ)のブログへのご訪問ありがとうございます。
このブログでは、子育てや教育や進路に関する情報を発信しています。
毎年更新している「我が家の子育て方針」、6回目にして最終回を公開します。
このシリーズは、「中卒までにこうなってほしい」を掲げて子どもとの関わりを毎年振り返っていたものです。
子どもたちはまだ中学校を卒業していませんが、年齢が上がるにつれてプライバシーにもより配慮が必要になってきたと実感しています。
今後はこのような形での公開は一区切りさせることにします。
記事の後半では、今後の展開やお知らせもありますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
我が家の子育て目標
同じ目標を掲げてきたこの6年、大きな更新もなく過ごせてきています。
結構応用も効くと思います。自信を持っておすすめします。
私の掲げる子育て目標は「中卒までにこうなってほしい」姿です。
- 人も自分も大事にできる
- 家事がひと通りでき、留守を任せられる
- 英語を読める(CEFRでいうとB1くらい)
- アウトドアやスポーツ、なんでもいいので体を動かすことに抵抗がない
- 夢や目標があり、調べたり計画を立てたり行動に移せる(完璧じゃなくていい)
目標のための習慣
上の目標のために、日々の行動習慣を意識しています。
おもに、つぎの3つで構成されています。
- 毎日の「基本習慣」
- 毎日の「プラスα習慣」
- おまけの習慣
特に上の2つについては、時間やお金をかけることを前提としていません。
3つ目は、お金や時間の余裕があるときだけ取り入れます。
毎日の「基本習慣」
幼少期から大事にしてきた「4つのおしごと」です。
寝る時間は少しずつ後退してきていますが、それ以外は同じ。
- ねる:毎日22時には布団入り
- たべる:身体を作るために
- あそぶ:年齢に応じて大きい動き、小さい動き、頭の動き、いろいろ含む
- うんちおしっこ:排泄のこと。ゴミを出して、栄養を摂取。
日々の健全な成長を支えるための基本習慣です。
どれも毎日全部できてもおかしくない難易度なのに、意識しないと簡単に崩れてしまうようなことばかり。
(むしろ大人になってから難易度が増したような)
この4つがどれか1つでも崩れると、私の目標どころか、子ども自身が望む成功や幸せも遠のくことになります。
だから、何をおいてもこの「4つのおしごと」を大事にしています。
毎日の「プラスα習慣」
「4つのおしごと」とに比べると二の次ですが、そのほかにも日常的な習慣をゆるく設定しています。
一般的な知育や家庭教育で言われていることにも共通しています。
まとめると、全部で5つです。
- 自分でできることを増やす
- 話す
- 読む
- 観る
- ハマる
特に上2つ(自立・話す)を重要視しています。
それぞれ解説します。
1. 自分でできることを増やす
子どもたちには、自分の人生の当事者として、自分でできることを増やしてほしい。
自分でできることを自分で、というのは「中卒までにこうなってほしい」目標にもある「自分を大事にできる」、「家事がひと通りでき、留守を任せられる」にもつながります。
自分でできることが増え、自信が育つほど、「エンパワーメント(empowerment)」や「オーナーシップ(ownership)」、「自立・自主性(independence)」という大事な概念の育成にもつながります。
これらは、いずれ「中卒までにこうなってほしい」目標の「自分の夢や目標があり、調べたり計画を立てるなど動ける」につながると思っています。
2. 話す
上と矛盾するようですが、人は一人で生きていくものではありません。
助け合って、分け合って、生きていくものだと思います。
完璧な人間なんていないし、一人じゃないほうが可能性が広がります。
でも助け合うためにも、分け合うためにも、意思表示が必須。
ここでは自己主張、相談、言語化、その他すべてをまとめて「話す」としています。
伝達手段・表現手法であればなんでも、非言語的なコミュニケーション、つまりボディランゲージやアート、パフォーマンス、ゲームも含むと考えています。
その相手も家族だけじゃなく、いろんな人(動物や非生物も)を対象と考えています。
幅広い自己表現のことです。
3. 読む
よりよく「話す」ためには、話したくなるようなネタがあるといいと思います。
次の3つ(読む・観る・ハマる)は、「話す」を実現するためのインプットです。
誰かと「話す」こと自体もインプットですが、この3つと組み合わせることでより深みや幅が出てきます。
ジャンルは問いません。
歴史上の人物、架空の世界や人物、異文化や多様な表現方法に触れることで、内面世界が豊かになったり言葉が磨かれたりします。
読み聞かせやオーディブルなど、「耳」からの読書を含みます。
4. 観る
「話す」を深めるインプット2つ目です。
動画やアプリや映画などの映像コンテンツは、教育にも娯楽にもなります。
リアルタイム・ライブ感のあるコンサートや舞台芸術もいいですね。
動かない美術品や建築、自然や街の風景も、観る対象になります。
5. ハマる
「話す」を深めるインプット3つ目であり、1~4と重なる部分も大きいのが「ハマる」こと。
時間を忘れてなにかに没頭できる機会も大事にしたいです。
誰かと話したり、読んだり、観たりして、また新しいなにかと出会い、試すことで、なにかにハマれるサイクルを何度繰り返せるか。
この一つ一つが、学びにつながり、人生を豊かにしてくれると思います。
子どもにとって、「学び」と「遊び」は切り離せません。
いわゆる「お勉強」が好きなら、とことんハマればいい。
そうでなければ、「お勉強」に寄り切らずにハマれることを探す。
「自分でできることを増やす」
「話す」
「読む」
「観る」
「ハマる」
これら5つの「プラスα習慣」は、私が子どもの興味関心や成長を観察するための切り口になっています。
おまけの習慣
ここから先は、上に書いた毎日の「基本習慣」と「プラスα習慣」を補強するためのおまけのようなものです。
つまり、お金や時間や気持ちの余裕があるときだけに実践するものです。
外注している習慣(習い事)
外注している習慣とは、要するに習い事のことです。
スポーツ、アート、お勉強、体験系、いろいろありますね。
頻度が低い習慣
チャンスとタイミングがあえば、生の体験をできるように普段からアンテナを立てています。
たとえばこんなことです。
- 生の音楽を聞く
- 生でスポーツ観戦
- お祭りなど文化行事
- 美術館や博物館などの社会教育施設見学
- 山村留学(という名の田舎への帰省)
- 多様な景色や地理を見せる
- 多様な生き物や植物に触れる
- 短期集中教室(スキーや水泳)
- 同年代の宿泊型キャンプに参加
- 環境保全活動
- 福祉活動
- 海外経験
- お金を「つかう」「ためる」「ふやす」
- 身体の取り扱いを知る
子どもたちの「プラスα習慣」のネタ探しになっています。
この6年間の振り返り
長男が小1になる年から、小6になった今年まで6年間、これらの目標と習慣をベースに子どもに接してきました。
始めた当時はパンデミックが始まったばかりで、ただでさえ初めての子育てなのに、なおのこと手探り感がすごかったです。
でも、だからこそ「本当に大事にしたいこと」と「意外とどっちでもいいこと」をふるいにかけることができのだと思います。
毎日の「4つのおしごと」や「5つのプラスα習慣」のように、「こだわりたいこと」は最小限に絞って当たり前レベルにする。
そんな子どもの日常から見えてくる興味関心や成長の余地を、余力があるときに「おまけ習慣」で確認する。
夫婦で子どもの様子をシェアする。
私はわたしで、自分の仕事やプロジェクトに専念する。
この6年間、やってきたことをまとめるとそんな感じです。
2024年度(小3&小5)の振り返り
すでに公開できる範囲でいうと、直近の1年ではこういうことがありました。
長男と2人でクルーズ旅行に挑戦
長男とクルーズで日本と韓国を巡りました。
これは別記事でたっぷりレビューしたので、気になる方はぜひご覧ください。
オーストラリアで長男のスポーツ個人合宿に帯同
避暑を求めてオーストラリアに親子で2週間滞在し、長男の取り組んでいるスポーツのアカデミーに短期で通いました。
こちらはあまり大々的にレポートしていませんが、Instagramのハイライトで写真・動画・コメントを載せています。
うちはこんな感じで、家族4人ですが「いつも一緒」「いつもみんなで」行動はあまりしませんね。
それぞれのタイミングや興味関心にあわせて動けるときに動く感じです。
次男は安定して別室登校
次男にとっての小3の一年は、別室登校を通してじっくり学校環境に慣れていくものでした。
彼なりのペースの成長を感じられています。
限定公開記事で、より詳しく振り返っています。
家族について、今後の配信方針
もう2学期ですが、2025年度もひきつづき「中卒までに目指す姿」を目指してやっていきます。
ただ「我が家のゆるくて細かい家庭教育」と題のつく子育ての方針と振り返り記事シリーズは、これで最後にしようと思っています。
志半ばで振り返り記事を止めてしまうのはなんだか消化不良ですが、子どもをネタにするのも限界があります。
とはいえですね、私のことですので別の形で「子どもの伴走を通して感じたこと」をnoteマガジンで書き始めております。
題して「寄り道しながら、今日も生きてます」です。
「出来事」よりも「感じたこと」にフォーカスをあてて整理している記事が多いです。
たとえばこんな記事を書きました。
このマガジンでは、私の実生活をベースにしながらも、家族や自分のプライバシーを守るために事実をフィクションとして記事にしています。
ただ私の考察や想いはホンモノです。
結構内面をさらけ出している分、メンバーシップ(有料会員制)をとらせていただいています。
一部ですが、無料記事もあります。
メンバーシップでは家族のこと以外にも、海外の教育現場や学校行事、来日する教育関係者や国際教育関係者との日常的な交流からの気付きも記事にしてアップしています。
寄せられたコメントも拾いつつ更新しております。
気になる方は、メンバーシップの詳細から覗いてみてください。
子どもや家族に関すること、私が日常で感じたことなどは、クローズドで双方向な場であるnoteに移つします。
それ以外の調べたことを吐き出す場として、当サイトも更新し続けます。
大人も子どもも「今、この目の前にある日々」を味わい尽くせますように。
これからも、それぞれのペースで、豊かな学びと暮らしを積み重ねていけたらと思います。
私の実践記録が、何か一つでも参考になれば嬉しいです。
新しい「寄り道しながら、今日も生きてます」マガジン、のぞいてみてくださいね。





